太陽光ファンドのメリット・デメリット

太陽光ファンドとは?」のページの中で、太陽光ファンドの最大の魅力は

・売電収入(利回り)を長期間安定して得られること
・出資額を計画的に回収できること

であると解説いたしました。

今回は「太陽光ファンドのメリット・デメリット」をより詳しく解説していきます。

 

太陽光ファンドの3つのメリット

1.手間がかからない

太陽光投資にかかわらず、投資をする際は投資をする対象を十分調査をしなければなりません。
したがって、物件調査を投資家自らが行おうとすれば、それなりの時間と労力がかかります。

また、太陽光発電施設を購入する際は売買契約を結んだり、融資契約を結んだり、発電施設の維持管理の委託先(O&M業者)を決めたりするのにも手間がかかります。

しかしファンドでは、これらの手間は必要ありません。
これらの手間のかかる作業は、アセットマネージャー(運営者)の助言に基づき、ファンドが行ってくれます。

 

2.損失が限定される

太陽光投資では長期の安定した売電収入が魅力ですが、保証されたものではありません。
可能性は低いですが、万が一の不測の事態、例えば台風や地震で太陽光発電施設が全壊して売電収入が途絶えることも想定しておく必要があります。

特に直接太陽光発電所を所有しており、金融機関からの借入がある場合には大きなリスクになります。売電収入がなくても借入の返済は残るからです。

しかしファンド場合には、出資者が出資額以上の損失を被ることはありません。
例えファンドに借り入れの返済が残っても出資額以上の資金を提供する必要はありません。

太陽光発電所が全壊して売電収入がなくなるまでの事態が起こる可能性は低いとは言えますが、太陽光投資の損失がファンドへの出資額に限定されているのは、大きなメリットのひとつと言えます。

 

3.所得の申告が楽

投資をすればその所得(損益)を税務申告しなければなりません。太陽光発電施設への投資も税務申告が必要です。

投資家が直接太陽光発電施設を所有した場合、売電収入と管理費用、融資金利などの費用の明細を基に税務申告をしなくてはいけません。
時間のかかる面倒な作業です。恐らく税理士にお願いする方も多いかと思います。

一方、ファンドの場合、ファンドが年1回の決算を行った際に各出資者の持ち分に応じて損益のレポート出してくれます。
このレポートの数字で税務申告をできるのでかなり手間を軽減できます。

当然ファンドでレポート作成の費用は支払っていますが、これも込みの利回りになっているのが一般的です。

 

太陽光ファンドの3つのデメリット

1.売却の自由度が低い

投資家自身が太陽光発電施設を所有する場合、投資家は所有している太陽光発電施設の売却を自身の決定で行うことができます。

しかし太陽光ファンドの場合には、ファンドが太陽光発電施設を所有し、ファンドが売買の決定権を持っていますので、出資者の考えで売却することはできません。
さらに、出資持分(出資した金額)の第三者への譲渡にも通常制限がついており、この点で太陽光ファンドは売却の自由度が低いと言えます。

2.運営の決定権がない

太陽光発電施設の売却の決定権と同様に、太陽光発電施設の運営もファンドが決定権を持っています。

ファンドの運営はアセットマネージャーの助言に基づいて行われます。
運営の決定権がないことがデメリットにならないためにも、アセットマネージャーの能力がとても重要になってきます。

3.管理報酬手数料がかかる

太陽光ファンドでは、手間のかかることはやってもらえます。ただし、そこには当然手数料がかかってきます。

通常、この手数料は出資契約の勧誘時に管理報酬としていくらかかるか開示されています。
自身で直接投資している場合にはこの手数料はかかりませんので、ファンドで投資をするより利回りは高くなります。

ただ、コストはかかりますが、複数の太陽光投資を行いたい方、時間的に制約のある方や太陽光投資に不慣れな方などは、運用の手間とストレス軽減のためにファンドを使う意義があるとも言えます。

まとめ

ファンドは太陽光投資を行うためのツールの1つです。
太陽光投資をファンドで行うメリット・デメリットを理解し、自分の投資スタイルに合うのは “ファンド”なのか “自身で直接投資する方法” なのか、十分検討することが重要です。

 

  

 


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