太陽光ファンドを選ぶ際の4つのポイント

前回は、太陽光ファンドの魅力やメリット・デメリットをについて解説しました。

では太陽光ファンドを選ぶ際に注意すべき点は何でしょう?
太陽光ファンドを選ぶ際に確認しておくべき「4つのポイント」をご紹介していきます。

 

Point1. 利回り

太陽光ファンドは通常「想定利回り」を提示しています。

ただし、想定利回りには「実質利回り」「表面利回り」2種類がありますので注意が必要です。

売電収入から「太陽光ファンドを運用する費用」を差し引いた後に残る
収益を基に出した利回りが「実質利回り」です。
この「実質利回り」が実質的に出資者が受け取るであろう利回りです。

一方、費用控除前の売電収入をベースに出した利回りが「表面利回り」です。
これは、運営費用は加味されておらず、実際に出資者が受け取るであろう利回りではありませんので注意が必要です。

「想定利回り」として提示されている利回りを見る際は、
それは「実質利回り」なのか?「表面利回り」なのか?を確認することが重要です。

 

Point2. 投資期間

太陽光発電投資をFITで行う場合、固定買取期間は20年(家庭用を除く)です。
太陽光ファンドでは、新設の太陽光発電施設だけではなく「セカンダリー市場(中古市場)」で取引されている既存施設に投資をすることも多くあります。

セカンダリー市場から取得した、中古の太陽光発電施設の固定買取期間は、20年とは限りません。

固定買取期間があまりに短い場合、利回りによっては回収ができない可能性もあります。
出資額の回収が利回りだけで回収できるだけの十分な期間があるのかどうかも、確認しておくべき重要なポイントです。

 

Point3. 売電収入計画

「売電収入計画」は出資額の回収を評価するうえでもっとも重要な要素です。
ただ、専門家ではない出資者の方にとって売電収入計画の信頼性を評価するのは難しいように思われます。

しかし、実は売電収入計画の信頼性は、
チェック程度であればそれ程ハードルが高いものではありません。
というのもネット上には簡易版のシミュレーションサイトがあるからです。

太陽光ファンドでは通常、投資対象となっている太陽光施設の概要が開示されています。
(もし開示されていなければ販売中の太陽光ファンドであれば金融商品取引業者にお願いすれば開示してもらえるはずです)

その情報をもとにネット上の簡易版シミュレーションサイトで売電収入を計算し、
太陽光ファンドで提示されている年間の売電想定額を比較すれば、信頼性をある程度評価できます。是非やってみてください。

 

Point4. アセットマネージャー

太陽光ファンドには太陽光ファンドを運営する
アセットマネージャー(運営者)がいます。

このアセットマネージャーがどの程度太陽光発電に精通し、知見やノウハウを持っているかがとても重要なポイントです。

確かに発電量はシミュレーションできますが、そもそもどの地域や地形が太陽光発電に適しているかは経験と知見が必要になります。
また、長期にわたる投資期間中、いかに売電ロスを防ぐかはメンテナンスのノウハウがあるアセットマネージャーの方が優位性があるでしょう。

太陽光ファンドの運営母体がどんな会社なのか確認しておくことも、重要なポイントになるのです。

 

まとめ

ファンドは太陽光投資を行う便利なツールですが、
どの太陽光ファンドでも良いという訳ではありません。

是非、太陽光ファンド選ぶ際は、
ご紹介した「4つのポイント」を参考にしていただければと思います。

 


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